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スウェーデン式サウンディング試験

スウェーデン式サウンディング試験(JIS A 1221)は、荷重による貫入と回転による貫入を併用した原位置試験で、土の静的貫入抵抗を測定し、地盤の硬軟や締まり具合を判定するとともに、地層構成を把握することを目的としています。最近では、戸建住宅などの小規模構造物の支持力特性を把握する地盤調査方法として多く用いられています。

スクリューポイントと呼ばれる先端にロッドを繋ぎ、おもりを5kg、15kg、25kg、50kg、75kg、100kgの順に段階的に増加させ、その都度貫入状況を記録します。100kgの静荷重で貫入しない場合は、ハンドルを一方向に半回転ずつ回転させ、ある深さ(25cmを原則)貫入させるに要する半回転数を連続的に測定します。

適応土質はN値15以下の礫・玉石を除く土であり、試験の有効深度はは約7m程度。単管式ロッドである為、測定値には周囲摩擦の影響は避けられないので注意を要します。

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