孔内水平載荷試験
孔内水平載荷試験は、ボーリング孔を利用した試験方法のひとつで、ボーリング孔壁を加圧することによって、地盤の変形係数、降伏圧力および極限圧力を求めることを目的としたものです。(試験の概念図)
測定方法は、ゾンデと呼ばれるゴムチューブからなる測定管を試験深度の中心にセットし、ゾンデの加圧媒体である水を窒素ガスにより加圧注入させ、膨張させるものです。 このときの加圧量は圧力計で、変形量はスタンドパイプの読みによって測定します。載荷は時間-荷重制御法により行い、加圧ステップは土質に応じて定めます。