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突き砂法(JGS 1611)

■現場密度とは
木工工事の現場で測定される土の密度を現場密度という。土の密度を現場において直接求めるために行う試験を現場密度試験という。
土の密度とは、土の単位体積当たりの質量をいい、土の単位体積当たりの土粒子の質量および間げき(隙)に含まれている水の質量を湿潤密度、土の単位体積当たりの土粒子の質量を乾燥密度という。

■試験方法
測定する地盤の土を掘り起こして試験孔をあけ、試験孔から掘り出した土の質量を直接測定し、密度が既知の他の材料を試験孔に充填し、
その充填に要した質量と密度から試験孔の体積を求める。

■結果の利用
本試験により木工工事の現場における土の密度を測定し、土の締まり具合を判定するなど、道路、鉄道、ダム、河川堤防、空港および宅地などの盛土の品質管理に利用され、土の締固めの度合いを表す締固め度を求める。

土の最大粒径に対する試験孔の最小体積
土の最大粒径(mm) 試験孔最小体積(㎤)
53 2800
26.5 2100
13.2 1400
4.75 700

土の最大粒径も応じ、上記表に示す値を目安として、試験孔の最小体積を決める。
土の最大粒径は、ふるいを用いるかまたは目視により概略の値を読み取る。

質量を測り終えた土をよく混合し。その土の一部を用いて、JIS A 1203「土の含水比試験方法」により含水比w%を求める。

■突き砂法(JGS 1611)

道路の下層路盤・上層路盤に実施

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